住所自動変換システム(KACET)

顧客データを取り扱う上で、住所の扱いは特に難しいです。例えば、数万件や数十万件にも及ぶ、多量の顧客住所データから、正確でない住所を選定し、修正する作業は、多くの時間とコストが掛かります。

当社では長年のノウハウを活かし、大量の住所をクレンジングし、コード化までを自動化するシステムを開発、多くの金融機関様や企業様でご採用頂いております。

住所をコード化する独自ノウハウの詰まった【自動付番システム】

特徴

  • エラーの住所を自動で判別
  • 自動付番技術で住所を自動コード化
  • 当社取扱マスターでのコード化が可能
  • 丁目以降の「の」「ノ」「-」等、様々な入力データでもコード化可能
  • 類似文字「竜・龍」「篭・籠」等の入力の違いを判別してコード化も可能

住所整備の難しさとは?

住所を整備(クレンジング)すると言っても、「正しい住所をどこから取るか」「正しい住所をどのように置き換えるか」「間違った住所をどのように見つけるか」「以後のメンテナンスをどのように行うか」等、様々な課題があります。さらに、住所データは必ずしも同じ体形で記載されているとは限りませんので、単純なマッチング処理では多くがエラーになる可能性もあります。これらの課題をクリアしながら、住所を最新の状態で維持していく事は、様々なノウハウが必要です。


住所データをクレンジング(最新化)するときの3つの問題点住所データをクレンジング(最新化)するときの3つの問題点

住所コード化の意味とは?

住所は一度クレンジングしても、暫くすると新規データの増加や、住所そのものの変更により、再度クレンジングが必要となります。そのための事前対応として、住所を「コード化」しておく事でのちのメンテナンスが容易になります。


住所データのメンテナンス性を上げる2つの施策とは?住所データのメンテナンス性を上げる2つの施策とは?

KACETとは?

KACET(Key of Address Conversion Easy Tool)は、多量に存在する住所データを一括でコード化する、住所自動変換システムです。様々なパターンで記載された住所、古い住所、間違った住所を判別し、コード化、さらに正確で最新の住所への変換します。


住所クレンジング作業をシステム化する5つのメリット住所クレンジング作業をシステム化する5つのメリット

KACETの導入事例

KACETは当社マスター(国土行政区画コードマスター)、㈶国土地理協会が提供しているマスター(全国町・字ファイル)の2種類のマスターに対応した、住所自動変換システムです。様々な金融機関様、一般企業様で活用されています。


住所自動変換システム(KACET)の概要と事例住所自動変換システム(KACET)の概要と事例

動作環境(KACETシステム・KACET11共通)

CPU

2.0Ghz以上

データベース

Microsoft SQLServer 2008/2012/2014

メモリ

4GB以上

Java

Oracle JEE、およびJSE準拠 JDK1.8.0(32bit/64bit)

OS

Microsoft Windows Server 2008/2008R2/2012/2012R2
Microsoft Windows 7/8/8.1/10

.NET Framework

Microsoft .NET Framework 3.5、4.0

KACETシステムの付番コード体系

都道府県 市区郡 町村 字・丁目
2桁 2桁 3桁 2桁

KACET11システムの付番コード体系

都道府県 市区郡町村 大字・通称 字・丁目
2桁 3桁 3桁 3桁
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