顧客データを取り扱う上で、住所の扱いは特に難しいです。例えば、数万件や数十万件にも及ぶ、多量の顧客住所データから、正確でない住所を選定し、修正する作業は、多くの時間とコストが掛かります。
当社では長年のノウハウを活かし、大量の住所をクレンジングし、コード化までを自動化するシステムを開発、多くの金融機関様や企業様でご採用頂いております。
特徴
住所整備の難しさとは?
住所を整備(クレンジング)すると言っても、「正しい住所をどこから取るか」「正しい住所をどのように置き換えるか」「間違った住所をどのように見つけるか」「以後のメンテナンスをどのように行うか」等、様々な課題があります。さらに、住所データは必ずしも同じ体形で記載されているとは限りませんので、単純なマッチング処理では多くがエラーになる可能性もあります。これらの課題をクリアしながら、住所を最新の状態で維持していく事は、様々なノウハウが必要です。
住所コード化の意味とは?
住所は一度クレンジングしても、暫くすると新規データの増加や、住所そのものの変更により、再度クレンジングが必要となります。そのための事前対応として、住所を「コード化」しておく事でのちのメンテナンスが容易になります。
KACETとは?
KACET(Key of Address Conversion Easy Tool)は、多量に存在する住所データを一括でコード化する、住所自動変換システムです。様々なパターンで記載された住所、古い住所、間違った住所を判別し、コード化、さらに正確で最新の住所への変換します。
KACETの導入事例
KACETは当社マスター(国土行政区画コードマスター)、㈶国土地理協会が提供しているマスター(全国町・字ファイル)の2種類のマスターに対応した、住所自動変換システムです。様々な金融機関様、一般企業様で活用されています。
動作環境(KACETシステム・KACET11共通)
CPU
2.0Ghz以上
データベース
Microsoft SQLServer 2008/2012/2014
メモリ
4GB以上
Java
Oracle JEE、およびJSE準拠 JDK1.8.0(32bit/64bit)
OS
Microsoft Windows Server 2008/2008R2/2012/2012R2
Microsoft Windows 7/8/8.1/10
.NET Framework
Microsoft .NET Framework 3.5、4.0
KACETシステムの付番コード体系
都道府県 | 市区郡 | 町村 | 字・丁目 |
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2桁 | 2桁 | 3桁 | 2桁 |
KACET11システムの付番コード体系
都道府県 | 市区郡町村 | 大字・通称 | 字・丁目 |
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2桁 | 3桁 | 3桁 | 3桁 |